パトリック・ボーリガードを偲んで
パトリックとアマンダ・ボーリガードとキミー・ン博士
がん予防財団® 2020年9月6日に大腸癌で亡くなったパトリック・ボーリガード氏の死を悼みます。享年32歳でした。
2017年9月、妻のアマンダと結婚し、新婚旅行から戻ってわずか1か月後、パトリックはステージIVの大腸がんと診断されました。
29歳で健康だったパトリック氏と彼を知るすべての人にとって、この診断は驚きだった。「その時点では、がんのことは頭の隅にもありませんでした」と彼は語った。
パトリック氏は、若年発症大腸がんについて議論するため国会議員らと会談。左から：ジェイミー・ラスキン下院議員、アマンダ・ボーリガード、パトリック・ボーリガード、キャシー・スミス、ジム・マクガバン下院議員、キミー・ン博士、リサ・マクガバン
パトリックは奉仕の人でした。彼は米国海兵隊の情報分析官として 6 年間国に仕え、若年発症大腸がんの憂慮すべき傾向について他の人々を啓蒙するために自身の体験談を語るという奉仕活動を続けました。彼の晩年は患者として、また擁護者としてこの病気と闘うことに費やされました。パトリックはこの 3 年間、メディアのインタビュー、国会議事堂での代表者との面会、募金活動への参加、がん予防財団などの組織との提携に多くの時間を費やして、よりよい予防、研究、治療、ケアを訴えました。
「パットは並外れた患者であり、それ以上に並外れた人間でした」と、パトリックの腫瘍医であり、ダナファーバーがん研究所の若年性大腸がんセンター所長であるキミー・ン博士は語った。「彼は大腸がんと激しく、そして勇敢に闘い、終わりのない治療と臨床試験を優雅に、謙虚に、そして親切に耐え抜きました。彼はそこで止まることもできましたが、そうしませんでした。彼は大腸がんの認識と研究の熱心な支持者になることを選び、ダナファーバーがん研究所の若年性大腸がんセンターの形成と立ち上げに尽力しました。彼の人生と物語は、今後も残る遺産となり、将来若い命を救うことになるでしょう。彼がいなくなると本当に寂しくなります。」
俳優、プロデューサー、活動家であるパトリック・デンプシーとパトリック・ボーリガード
若年性大腸がんに対する意識を高めるためにパトリックが私たちと共に取り組んでくれたこと、そして、このように優しく、無私で、決断力のある人物を知ることができたことを光栄に思うとともに、私たちは永遠に感謝しています。当財団は、パトリックを偲んで、若年性大腸がんに関する活動を継続していく所存です。
私たちは、パトリックの妻、彼らの赤ん坊ノア、そしてパトリックを知っていて愛していたすべての人々に心からお悔やみを申し上げます。
若年発症大腸がんに関するパトリックとの取り組みの詳細については、以下をご覧ください。